いざ一戸建ての建売住宅を購入しようと思ったときは、実際の建物自体を見学できる機会を利用することが大切です。実際の現物を見て確認することが可能ですので、仮説のモデルルームとは全く違って現実的なチェックをすることが必要になります。完成している一戸建て住宅の中に入ったときに、必ず確認しておきたい部分はそれぞれの部屋の日当たり具合になります。窓から外を眺めることによって、隣の家からどのように見られるのか確認することができます。

隣の家からの視線確認と同様に、道路からもどのように見えるのか確認しておきたいものです。道路を歩いている人に覗かれる心配がないか、防犯対策としても泥棒が入りにくい一戸建て住宅かどうか確認するべきポイントと言えます。泥棒が身をひそめやすいスペースがある住宅の場合には、他人が入りやすい住宅ということになります。道路と隣接しているときには、道路から車が入りやすいか駐車場の状況についても確認ポイントになるでしょう。

すでに完成している一戸建ての建売住宅の長所としては、実際に現地を訪れることで確認できる点があります。道路が南側にある一戸建て住宅のほうが日当たりが良くなると言えますし、玄関が南向きであることで住宅そのものの見た目が明るい印象になります。北入りの物件は、逆にリビングや庭についてのプライバシーを守りやすい部分が長所になります。どちらの向きの住宅が自分のライフスタイルに適しているのかを検討に入れながら、物件選びをすることが大切なポイントと言えます。