一戸建て取得時の登記書類作成を専門家に頼む際の費用

不動産登記の手続きは、一戸建てを取得する際に行わなければならない手続きの一つですが、大抵の取得者は司法書士や土地家屋調査士にお金を払って登記申請に必要な書類をつくってもらっています。では、司法書士や土地家屋調査士に登記書類の作成を依頼した場合に支払わなければならない費用はいかほどなのでしょうか。一戸建てを取得した場合に必要な登記は、一戸建てを新築した場合は建物表題登記、所有権保存登記、所有権移転登記、抵当権設定登記の4種類で、中古の一戸建てを購入した場合は所有権移転登記と抵当権設定登記の2種類です。このうち、土地家屋調査士に依頼するのは建物表題登記で、残りは全て司法書士に依頼することになります。

各登記費用の相場は、建物表題登記は6万円から10万円程度、所有権保存登記は2万円から3万円程度、所有権移転登記と抵当権設定登記は3万円から5万円程度となっており、ここに登録免許税を加えた金額が1つの登記手続きにおいて用意しなければならない金額ということになります。登録免許税の税額は、所有権保存登記と所有権移転登記については固定資産評価額に応じて、抵当権設定登記は金融機関からの借り入れ額に応じて増減しますが、司法書士に支払う報酬も固定資産評価額や借り入れ額に応じて変わります。なお、土地家屋調査士や司法書士は一戸建ての購入を仲介してくれた宅建業者が紹介してくれることが多いですが、紹介先に支払う報酬が高いと感じた場合は、費用が安い所を自分で探して依頼することも可能となっています。

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